証券口座乗っ取りとインフォスティーラーの恐怖
2025年春に多発した国内証券会社のオンライン口座乗っ取り事件は、セキュリティ業界に大きな衝撃を与えました。とりわけMFA(多要素認証)の突破が注目されましたが、本件はインフォスティーラーを用いた次世代型の攻撃パターンを象徴するものとして読み解くべきでしょう。インフォスティーラー型の攻撃は、ランサムウェア侵入の「玄関口」としても機能し、被害が激化しています(例:英ジャガー・ランドローバー社の長期生産停止)。本講演では、最新の事例を基にインフォスティーラー型攻撃の手口を詳細に解説するとともに、企業が特に注視すべきクラウド環境のアタックサーフェス(攻撃対象領域)に、この脅威がもたらす本質的な変化を考察します。
※本動画は2025年11月25日~12月1日開催「ITmedia Security Week 2025 秋 セキュリティ対策を「リデザイン」する~「自社の本業」「セキュリティ人材の本分」に集中するための「視点と手段」~」のアーカイブ配信です
出演者
西尾 素己(多摩大学大学院/特任教授)